コロナ禍も2年目、オンラインも増え、気がつくと肩があがり、首肩が凝るなぁと感じる時があります。
そんな時は、首肩に手をふれるのではなく、眠っている赤ちゃんが目を覚まさないようにソッと手を添えるように、自分のアタマに触れてゆくくせがついていることに気がつきました。
わしわし、ぐいぐいっと「頭」を、揉んでゆくやり方をいわゆるリラクゼーション のヘッドマッサージで学んだのですが、練習モデルをする時に、後からスッキリする時と、なんだか気持ちよくない気分になる時とあることに、疑問を持ち、ある時、手を動かさず、じっと「お願いしてみたくなりました。
自分がやる番になった時に、タだそっと触れているだ「ただそっと触れているだけ」は、相手の呼吸を感じるよただそっと触れているだけ」うな気持ちがして、思っていたよりも、何かわからないけれど、なんかよいかも?感。
道具も力もいらない。姿勢を整え、呼吸を深めて、やさしくふれる。
すると、身体のこわばりがゆっくりほどけていきます。緊張がほわっとゆるみ、からだがポカポカしてきます。
セッション中ただそっとアタマに触れることだけで、変化が生まれてゆく不思議さも薄れ、あえて気をつけてすることではなくなったころ、練習会や交換セッション時に、
「クラニオを学んだことがあるよね?」と、聞かれることがたびたび。
クラニオ??知らなかったので、調べたところ。
頭蓋仙骨療法:クレニオ・セイクラル セラピー(クラニオ・セイクラル セラピーと訳されることもあります)
眠っている赤ちゃんが目を覚まさないようにソッと手を添えるように、柔らかく優しく相手に触れ、身体の膜の緊張やねじれをゆるめて中枢神経や脳を包む脳脊髄液の流れを促すことにより、自然治癒力を高めていく手技療法。
骨や筋肉、臓器を覆う膜にある強張りや癒着、関節や骨格の歪みが、自ずととれていきます。
この療法は痛みやこり、身体のゆがみを軽減させるだけではなく、深いリラクゼーション効果や自律神経を整える効果もあり、自閉症、精神障害、学習障害などにも用いられています。
頭蓋仙骨療法はいくつもの部位に手当てする手技で、簡単に誰にでもできることでもあり、同時に、禁忌や症例によって学びが深まってゆくという奥深さにひかれつづけています。
心身の痛みや疲労のときだけでなく、心のケアにも有効で、言葉でいい表せないとき、気持ちがよくわからないとき、溝をうめていきたいときそんなときにも、お手当ては、自分にも家族にもあたたかいつながりを思い出させてくれます。身体のチカラ、緊張感は、自らを守るために起きます。オトナも子どもも気づかないうちに緊張状態にあるこの今を、体がもともと持っている自己調整機能を、深くリラックスすることでメンテナンスモードに切り替えその時その時のバランスをとっていきたいものです。身体は繋がってますから、アタマでも、足でも、手でも、是非そっと優しく誰かに触れてみてくださいね。
