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ふれるとさわるは、ずいぶん異なる。
日本語としてみても、面白い違いを無意識に使い分けている。
身体を見ていく・知っていくと
当たり前に生きている今が
綿密で奇跡的なシステムの上に成り立っていることに
気がついて行きます。
もっと早く知りたかった。もっと早くに出会いたかった。
大人になって、そう感じることも少なくありません。
学校でも親にも教えてもらうことはなかなかない
自分の身体、人の体の造りや理のこと。
マッサージ、整体など色々な呼び方はありますが、
さまざまなからだの不調が元で、興味を持つ方が多いと思います。
人は、不調に気づいた時には、その場所にそっと自然に手を当てています。
ただ、気が付いていないだけで。
すべての基本は、「手をあてる=てあて」です。
意識を持って、手をあてること。 「ふれる」を慈しむこと。
もっとも原始的な自然療法であり、
もっとも響く愛に満ちた方法。
知り、体験することで、家庭から実践することで
家族みんな、はつらつと健やかに穏やかに生きてゆく
手助けに、底力に。
自分や家族が出会ってゆく人々へ
今を楽しむという幸せな豊かな循環を 紡いでいく
きっかけとなったら幸いです。
スポーツであれ、子育てであれ、 体づくりには、
それなりの繰り返し、 見直し、稽古が必要です。
日々の立ち居振る舞いやふとした時 とっさの一歩が
明日、3カ月先、いつかに繋がっていきます。
自分の頬に触れる時に、大切な存在に触れるよう一度触れて
どう感じるか、ぜひ一度試してみてください。
もし、違いがよくわからなかったりしたら、どうぞお立ち寄りください。